バージョンアップ情報
2022年2月16日にVer.3.91をリリースしました。
更新プログラムは「ホームズ君マイページ」からダウンロードいただけます。
以前のバージョンアップの内容はこちらからご覧ください。
Ver.3.91 バージョンアップ内容(2022/02/16)
wallstat連携オプション:「wallstat Ver.5」に対応
「wallstat」Ver.5の特長は、計算時間の大幅な短縮です。
処理時間が最大で1/10に短縮されるので、今まで10分かかっていた計算処理が1分ほどで行えるようになります。
異なる地震波で揺らすなど様々なシミュレーションを待ち時間なく行うことができます。
【必ずご確認ください】
「wallstat」Ver.5を商用利用する場合、通常は、(一社)耐震性能見える化協会の会員登録が必要になります。
ただし、ホームズ君「構造EX」wallstat連携オプションのユーザー様の場合は、wallstatの開発者である中川貴文氏と(株)インテグラルが締結した「ソフトウェア使用許諾契約書」に基づく再許諾により、「wallstat」Ver.5をダウンロードして利用することができます。
利用にあたっては、「ソフトウェア使用許諾契約書」の確認とその遵守の同意が必要です。
「wallstat Ver.5使用許諾契約書の遵守の同意」画面

Ver.3.90 バージョンアップ内容(2021/12/21)
1. 柱頭柱脚金物算定(N値計算):下階柱が直下にない場合のスパン逆比の処理を変更
柱頭柱脚接合部(N値計算)の算定条件で、”2階の柱の下に柱がない場合の計算法”を「1階の両側の柱が2階柱の引抜力を負担するものとして計算する」とした場合の1階柱の負担ルールを以下のように変更いたしました。
※本変更は、(公財)日本住宅・木材技術センターの木造建築物電算プログラム認定委員会により審査、承認いただいた仕様です。
■変更前Ver.3.8
2階柱の直下に1階柱がない場合、耐力壁と同じ方向に負担させる1階柱を検索する。
検索した結果、1階X方向の柱が1本しか該当しない場合はその柱に100%負担させる。

■変更後 Ver.3.9
2階柱の直下に1階柱がない場合、耐力壁と同じ方向に負担させる柱を検索する。
柱を検索する際に、直交する壁があればその壁の両側の柱にも負担させる。
負担割合はすべてスパン逆比とする。

2. 基礎:べた基礎の場合に1階の床荷重を「相殺する・しない」選択機能追加
べた基礎の基礎梁、底盤の各計算において、1階床荷重の扱いを選択可能としました。
選択肢は以下3つとなります。Ver3.8までと同じ条件となるのは(A)の選択肢です。
設計者の判断により、1階の床荷重(固定荷重、積載荷重)を相殺するかを判断ください。
- (A)固定荷重を相殺しない/積載荷重を相殺しない ※認定範囲
- (B)固定荷重を相殺する /積載荷重を相殺しない ※認定範囲
- (C)固定荷重を相殺する /積載荷重を相殺する ※認定範囲外
※上記選択肢(C)とした場合は、電算プログラム認定の範囲外となり計算書に認定番号が表示されません。

3. プログラム認定の有効期間の更新、上記1. 2.の変更認定
※(公財)日本住宅・木材技術センターの「木造建築物電算プログラム認定」制度
電算P04-02 ホームズ君「構造EX」Ver.3.9
・有効期間:2021年12月1日~2024年12月31日
電算P04-03 ホームズ君「構造EX」許容応力度オプション
・有効期間:2020年10月1日~2023年9月30日
4. 2020年4月の「JIS G3112:2010」の改正に伴い基礎の鉄筋の表記を変更
改正前「SD295A」⇒改正後「SD295」
改正前「SD295B」⇒改正後(廃止)※
※構造EX内ではデータ互換性を考慮し「*SD295B」と表示します。

おすすめホームズ君ナビ
診断・設計したい項目や建築物の種類に合わせて、ホームズ君シリーズの最適な組み合わせをご提案します。