
本セミナーでは、ホームズ君「耐震診断Pro」を使って、一般診断法・精密診断法 による耐震診断から診断結果に基づいた補強設計までをわかりやすく解説します。耐震診断法についての理解を深めたい方、ホームズ君「耐震診断Pro」の購入を ご検討中の方、購入したが使いこなせていないと感じている方等、皆様のご参加をお待ちしています。
開催日:オンライン 2023年3月23日(木)
この度、東京都市大学名誉教授の大橋好光先生と弊社創業者会長の柳澤泰男の共著として『設計実務に使える木造住宅の許容応力度計算』が日経BP社から発刊(2023年3月17日)となりました。
来る2025年、木造住宅に関する建築の法規が大きく改正されます。特に影響が大きいと考えられるのは、4号特例の縮小です。2階建て木造住宅においても、建築確認の際、構造審査が実施されるようになります。そのため、住宅設計者においては、構造に関する質疑に対応できる知識が必要になります。
この法改正では同時に、高断熱化されたZEH等が重量化しているとして、仕様規定の壁量の見直しが予定されています。必要壁量が大きくなる予定です。これらと関連して、長期優良住宅の耐震等級基準の壁量係数も見直し(大きくなる)が予定されています。一方で許容応力度計算(構造計算)を行う場合、法改正後は仕様規定の壁量を満たさなくてよいと変更されます。
以上より、荷重を詳細に検討し、安全性、経済性と自由度の高い設計を行うためには、許容応力度計算(構造計算)をマスターすることが重要だと言えます。住宅設計者が構造計算に対応するために、ソフトを活用したり、構造設計事務所に外注することになるかと思いますが、いずれの場合も、できあがってきた構造計算書に間違いがないかを、住宅設計者自身がチェックをすることが必要です。
この書籍では、構造設計のバイブル「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(2017年版)」(通称グレー本)に準じて、計算プロセスや専門用語を分かりやすく解説しました。また、ホームズ君の実際の構造計算書を基に、知っておきたいチェックポイントも示しました。構造計算をはじめたい住宅設計者をサポートする入門書になれば幸いです。
本書籍の発刊を記念し、大橋好光先生を特別講師に迎えた出版記念セミナーを開催いたします。資料にはこの書籍を使用いたします。 奮ってご参加いただきたく、よろしくお願いします。
日時 | 時間 | 地域 | 会場 | 定員 |
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2023年 4月26日(水) |
13:30~16:30 12:30開場 |
東京(両国) |
KFC Hall&Rooms 10階 Room101-103 都営地下鉄大江戸線 両国駅(A1出口)直結 |
160名 |
【第一部】2025年法改正と構造計算の必要性について | |
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![]() (東京都市大学 名誉教授) 東京大学大学院博士課程終了後、同大学助手を経て、熊本県立大学助教授、東京都市大学教授を歴任。「品確法住宅性能表示制度」(2000年)の耐震等級の確立に尽力した。また、阪神・淡路大震災をはじめとする各地の地震被害について工学的な研究を行い、壁量の評価等に提言を行っている。 木造軸組工法住宅の許容応力度設計改訂委員(公益財団法人日本住宅・木材技術センター)。一般社団法人木を活かす建築推進協議会代表理事。 [著書]「木造住宅設計者のための構造再入門」(日経BP社)他。 |
【第二部】 構造計算書で理解する許容応力度計算 | |
株式会社インテグラル 会長 柳澤 泰男 ![]()
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