Ver3.81 バージョンアップ内容
- 基礎:新計算書「基礎梁検定書」を追加
- 基礎:基礎梁、底盤のコピー&貼り付けの操作性の改善
- CAD:通り芯機能を改善
- 立面図、見附面積根拠図、略軸組図:印刷機能を改善(分割、縮尺)
- 伏図:甲乙梁を計算から除外する機能を追加
① 基礎:新計算書「基礎梁検定書」を追加
「基礎梁検定書」は、基礎梁1本につき1ページに、検定内容の【概要】を出力する計算書です。
基礎梁の仕様や検定結果(OK/NG)、応力、耐力、応力図をコンパクトに出力します。
従来(Ver.3.80x以下)の計算書に比べ、設計者や申請先での確認のしやすさの向上や、計算書のページ数削減を図りました。
基礎梁だけでなく、人通口・開口部、床下換気口でも同様の検定書を出力可能です。
従来(Ver.3.80x以下)の計算書も、引き続き「基礎梁検定明細書」として出力可能です。
検定内容の【詳細】が必要な場合は、こちらをあわせて使用してください。
「基礎梁検定書」「基礎梁検定明細書」のどちらかあるいは両方を出力するかは、設計者が任意に選択可能です。
用途などに応じて、必要な計算書を出力してください。
② 基礎:基礎梁、底盤のコピー&貼り付けの操作性の改善
基礎梁や底盤の仕様(寸法、配筋)をコピーして貼り付ける時に、従来(Ver.3.80x以下)のように設定画面を一つ一つ開かず、CAD平面上で該当箇所を連続してクリックして指定することで効率的に操作できるよう改善しました。

③ CAD:通り芯機能を改善
通り芯の表示位置や開始記号を設定できるように、機能強化しました。

④ 立面図、見附面積根拠図、略軸組図:印刷機能を改善(分割、縮尺)
ページごとに面数を指定して分割出力したり、縮尺を設定する機能を追加しました。中大規模物件等で、ページ割りや縮尺の調整が必要な場合に対応できるようになりました。

⑤ 伏図:甲乙梁を計算から除外する機能を追加
甲乙梁を断面検定の対象から除外する機能を追加しました。
甲乙梁の断面仕様を設計者がホームズ君以外の図書で指定する場合等に、除外することで、特に中大規模物件において、計算書のページ数の削減や、処理時間の短縮、メモリ不足の抑制につながります。