ハザマと関西大学は18日、城郭石垣の安定性の原理を解明するため、大型振動台での実物大模型実験を行ったと発表した。伝統的工法で構築した実物大の石垣による振動実験は例がなく、石積み構造物の耐震性評価や修復事業などに活用できる学術的に貴重な成果になるとしている。 城郭石垣の構築・補修の経験が豊富な石工がほぼ実物大(幅2メートル、高さ2・2メートル、奥行き3・8メートル)の石垣を大型振動台の上に構築。最大で阪神・淡路大震災の最大加速度(818ガル)に匹敵する振動を加える実験を行った。 現在、共同で実験結果の分析・評価をしている最中だが、基礎地盤が健全で、緩みなどが生じていない場合、石垣は地震に対して弱くないことがわかってきたという。